読者です 読者をやめる 読者になる 読者になる

ええいままよ

この春から一人暮らし、はじめます

グロリア

寒さに慣れていたからか、いきなり暖かくなるとすこし不安定になります。


今日はグロリア(1999)を見ました。これはリメイク版で、オリジナルのは1980年に公開されてます。アバウトに説明すると、ギャングに家族を殺され、追われている男の子(以下、アフロボーイとする)とギャングの愛人が一緒に逃げる話。


リメイク版、あまりよくなかったです。


設定がけっこう変わってて、そのせいでとても薄っぺらくなってる、大切なところが抜け落ちてる感じがしました。ソロモンの偽証とおんなじ。


はじめの方の、殺される夫婦のやりとりがバリバリ説明台詞だったの笑った。もうちょっと自然に会話しておくれよ。


オリジナルのグロリアはサバサバしていて、クールなイメージでしたが、1999年版のグロリアは感情的で気持ちの揺らぎがすごくあるなって思いました。


オリジナルでは、グロリアはアフロボーイを何度も冷たくして突き放すし、アフロボーイもグロリアにひどいことを言ったりします。

それでもアフロボーイはついてゆき、くっついて離れてをくり返してふたりが絆を深めてゆく過程をちゃんと描いているのに対し、1999年のはそれが不十分な感じがしました。


グロリアがどのようにアフロボーイを大切に思うようになっていったのかが描ききれてないように思います。


あとオリジナルのアフロボーイの「うざい鬱陶しいでもいじらしいかわいい!!!!」感が最強すぎてリメイク版のアフロボーイがふつうの子に見えてしまった。これは仕方ないけども。


グロリアのアフロボーイの扱いが雑すぎるとかまだいろいろあるんですが、結局言いたいのはやはりオリジナル最強だし最高、ということです。とてもいい映画です。ぜひ。